香川県の地域ブログでつくるみんなのまち あしたさぬき.JP › 東北に「桃太郎」を届けよう!
■東日本に影絵活弁映画「桃太郎外伝! もうひとりの桃太郎」を送り出すプロジェクト。

プロジェクトが立ち上がるまでのこと、趣旨などを書いた「はじめに」をお読みいただいてから、おはいりくださると嬉しいです。

■2012年3月11日開催された>桃太郎pjキックオフ公演「いのちのこと みすゞのこと」の模様をみることができます。

サポート制度の説明   サポーターの皆さん   支援金お振込先



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2012年7月6日~7月8日 福島県いわき市に桃太郎を届けにいってきました。公演後のいわき市の美しい海岸をみせていただき、ここで生きるということの現実を考える3日間でした

■7月7日 いわき市内郷雇用促進住宅LIVE



 

■7月8日 いわき市海岸リポート



 

 

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2012年07月08日

7月8日 福島県いわき市 海岸リポート








2012年7月8日(日) 東日本大震災、そして福島原発の事故から1年4ヶ月。

福島県いわき市平のカトリックいわき教会から、高橋さん、中田さんと一緒に

いわきの海岸のまちを巡ることになった。








天気予報では曇りといっていたけれど、予報はみごとはずれ水平線のむこうまでみえる晴天



高橋さんが

お天気よくなってよかったです。これが観光だったらねぇ

と、言われたのが心に残る。



中心市街地をでて、海辺にはいったころ、中田さんが

上がってきましたよ。放射能



と、ガイガーカウンター(放射線測定器)を見せてくれ、ここが福島原発の近くのまちなのだと

改めて思う






1年4ヶ月たったまちは、波打った道路は修繕し、郊外の店などは再び営業をはじめ

なにも知らずに走れば、ここでなにがあったかなど気づかないかもしれないけれど、

海岸ぎりぎりに建っている健康保養センターに人はいない。








まず、立ち寄ったのは、久ノ浜海岸

この日の海は太平洋の力強さはあっても、波は美しく穏やか。

海のほうだけをみていると、のびのびとする。





あのむこうに、火力発電所があるんですよ

地図をみると、広大な火力発電所の向こうに 1980年代に運転開始の福島第2原発

その向こうに1970年代運転開始の福島第1原発がある








久ノ浜から火力発電所までが、直線で10km。

そこから、第2原発までが8km、第1原発までが12km。

「久ノ浜-(10km)-火力発電所-(8km)-第2原発-(12km)-第1原発
 


美しい海岸線には、発電所がずらりとならんだ




「私は松山の大学に行っていたんで、愛媛県の伊方原発っていうと女子大生にとって良い就職先でした」

と、話すと

ここらへんもそうですよ。こんなことになるなんて、普通のひとは誰も思っていなかった。

ならないと教えられていました






中田さんのお母さんは、海辺のまちの生まれで

今回の津波のことは、「海にかえったんだ」というそうだ





海は、常に生活のなかにあって、普段から海になにかあれば

海に向かって拝んで、「また、かえってこいよ」と声をかけていた。



「津波は、ほんとに大変なことだったけれど、年寄りは天災にはかなわない。仕方ないと思ってます」



100年前にも人を飲み込む天災はあって、そのころ親やまちの人から自然の怖さを教えられていた

80代、90代のひとは、

「とにかく、なんにもせずに逃げろ! 逃げろ!」


と声をかけた。


50代以下のひとたちは、どうしても家にもどってしまい被災した方も多い。

その心情は、家を守る世代としていたしかたないことかもしれない。


でも、うちらは、おばあさんたちから高いところへ逃げろと教え込まれていたから

高いところに向かったが、

どこかのまちでは、海の高台にむかっている。それはあまりに危険。

年寄りが伝承してきたことは、大事なことなんだ






久ノ浜海岸は、地震と津波のあと火災がおきて被害が広がった



根こそぎはぎ取られ、とりあえずの瓦礫処理もおわったそこは、夏草が生えこれからの造成地のようにも見えるが

どの家も、お風呂場の部分だけは残っていて、間違いなく、ここに生活があったことを知らせる



2011年4月の久ノ浜付近 私たちが立ったあたり youtube  

http://www.youtube.com/watch?v=Uo2gNRjae2Q&feature=related







そこから、海岸通りをくだり、よつくらの港に着いた

ここは、まだ、当時の船や車が、そのままの状態で積み上げられている。




この姿を見ながら、

中田さんのおばあちゃんが言う「天災にはかなわない・・・」を実感した






私たちは、何度も何度も、津波がまちをのみ込む姿をテレビニュースで見せられた。

見せられすぎて、それがもう現実というよりも、映画かなにかのような錯覚に陥っていった。

その場に居た人たちが、どれほどの恐怖のなか走って走って逃げたか・・・



前日、内郷のみなし住宅(既存の建物を利用した仮設住宅)となった

雇用促進住宅で出会った人たちのことを
思い出した。



決して大声でなにかを言うわけではない。

悲しみは胸や腹におさめ、そのときを楽しもうと一緒に歌ってくださった方たちが、

どんな恐怖を体験したか・・・






ここは、良い保養施設でした



海が手にとれるようなところにある、太平洋健康センターいわき蟹洗温泉

真新しい建物は残っているけれど、その中に人はいない。

webも閉鎖されていて、復旧のめどはまだたっていないのかもしれない。


2011年4月の蟹洗付近   http://www.youtube.com/watch?v=KafevVo3Z7Q






国道から海側にはいり、海際の道を走った

この道は、新しく作られた道で、中田さんが子どものころにはなかったという。

震災直後、おふくろが見に行くというんできたけど、とても走れる状態じゃなかった

と言われる道も、今は修復され、スムーズに走っていると、

防風林の向こうに、巨大な袋が何キロにも渡っておかれているのが見えてきた





あれは・・・

瓦礫ですね


何ヶ月にもわたっておかれているらしく、中からいろんなものがはみ出している。


そこから数キロ先にある、豊間中学も建物はのこったものの、そこで授業ができる状態ではなく

校庭が瓦礫の山となっていた。


「子どもたちは、小学校で一緒に勉強しているようです」。




実は、この道と、この内側に作られた川が、津波の緩衝材となって助かったまちがある

ここに道路なんて、こんなところに川なんてと思っていたけれど、

先人は、ここに道や川を作る意味を知っていたのかもしれない










帰りの時間が迫ってきた。

高橋さんが、「ひとつくらい観光して帰ってください」と案内してくださったのは、

塩屋埼灯台を背に太平洋を見つめる「永遠のひばり像」




海岸ぎりぎりのところにあるのに、この碑は無傷で、太陽光発電を電源としていたため

美空ひばりさんは、ここで歌い続けてくれた。



不死鳥って、やっぱりあるんだよ!!




2011年3月27日のasahi.comによると

「 震災で大きな被害を受けた福島県いわき市にある故美空ひばりさん(享年52)の歌碑群や銅像が、ほぼ無傷の状態で残っていたことが26日、分かった。

 歌碑から数百メートル離れた薄磯海岸地区は大津波で壊滅状態。 同地区から歌碑に至るまで海岸線を走る道路が約420メートル続くが、その「ひばりロード」には大きな亀裂が走っていた。津波で流されたいすや布団などが散乱。車両は通行止めになっており、地元の関係者にも被害状況は不明だった。

 歌碑や銅像は同地区より約1.5~2メートル高台にあるが、わずかな海抜差が命運を分けた。塩屋埼灯台を背に太平洋を見つめる「永遠のひばり像」は、少し傾いて見えたがしっかり立っていた。太陽光発電を電源として作動。像の前に立つとセンサーが働き、「悲しき口笛」「塩屋崎」の歌声が響き渡った。壊滅状態の薄磯海岸一帯の住宅地では、水道、電気などのライフラインは断絶。永遠に残るようにと建立されたひばり像はまさに不死鳥のように立ち続け、歌い続けている。」


塩尾崎灯台と美空ひばり碑  http://www.youtube.com/watch?v=bOaJPAXQUE8





いわき駅までの道すがら、

いわきは、ほんとに住みよいところでね」と、高橋さん、中田さんが言った。



ほら、どこをみても山があるでしょ。

盆地のようになっているから、会津で雪が降っても、冷たい風がふいても

いわきには来ない。

四国や九州で大きな被害をもたらす台風も、このあたりにくるときには弱ってて

台風の被害もない。

だから、災害慣れしてないところもあったんですよ




ああ、それは、内海に暮らす私たちも同じです。

大変だ、気をつけようといいながらも、どこかで「大丈夫」という甘さがある






いわきは、原発に近いから放射能のことをみんな心配してくれる。

でもね、放射能はここだけの問題じゃないです。

福島県の中心は福島市というところです。

そこに向かって太い幹線道路は走っている。

それが放射能のみちにもなるんです。

距離ではなく、人が作ったものによって流れは変わってくることをわかってないと





人工的につくった道や川が津波から人を救い、人工的に広がった道路が放射能を拡散する・・・。




断層によっても違う、ちょっとしたまちのつくりによっても、目ではわからない高度差でも

都市計画で、まちの被害は一変するんですよね






いわき市は、1966年5市4町5村が合併して、日本一広い「市」となった。

広い市ゆえに、ひとくくりに考えることは難しく、

それぞれの地域で、暮らしも考え方も違い、それぞれが懸命に明日をさがしている。



けど、なにがどうあっても原発はだめです!」



中田さんの言葉を胸にしっかりと受け止め、

私たちは「エスカレーターやエレベーターががはりめぐらされた近代的ないわき駅」から

特急「スーパーひたち」に飛び乗った。



今、常磐線は火力発電所のある広野より北は不通となっている。




その向こうには、富岡町や、双葉町や、浪江町がある。














  

Posted by るいまま組 at 23:00Comments(0)日記

2012年07月08日

7月8日 いわき市平 桃太郎&るいままLIVE





朝9時 わざわざ横浜から裏方の手伝いに来てくれた米ちゃんを、いわき駅でお見送り。

今からバスで帰ります。

ほんま助かりました。

ありがとね!



****************


カトリックいわき教会の日曜日の礼拝はじまりました。


讃美歌の歌声が聴こえています。



恵美さんと慶子ちゃんは、礼拝へ。

私は会場設営中。










今日は、このあと11時30分から、こちらで「桃太郎&るいままLlVE」させていただきます。





*****************





礼拝もおわり、まずは「もうひとりの桃太郎」はじまり〜






この日は、カトリックいわき教会のみなさんと、四国高松のことをお話するのが中心のLIVE。



私たちにとって、東北が遠いまちであるように

東北のかたたちにとっては、四国は未踏の地。


まちかど漫遊帖でご案内するようなお話をたくさんしますと、みなさんずいぶん興味をもってくださって

嬉しいことです!


四国高松に、きてくださいね!!











  

Posted by るいまま組 at 13:00Comments(0)日記

2012年07月07日

7月7日 いわき市内郷 桃太郎&るいままLIVE










「東北に桃太郎を届けようプロジェクト」が、一番に桃太郎を運んだのは

いわき市内郷の雇用促進住宅で、仮の生活をするみなさんのところ。




前日、会場の下見にいって、びっくりするくらい大きく、普通のマンションのような建物に

ちょっと驚いていた。




ここにボランティアとして、月に二回こられている、カトリックいわき教会さんが作ってくれた告知びら。





今回の公演には、多くの方のサポートがあって、それに背中を押されていわきまで来たのだけれど、


公演間際になって、桜ん慕工房のkeikoさんから、大鹿先生がお手玉をお送りしたいといってるのと



と80袋ものお手玉を送ってくださり、


バルーンショップmaxiからは、子どもたちとの交流のために風船が寄付され




3人だけで映画とコンサートっていう、るいまま組のなかではかなり地味目な公演が

あっという間に華やかに。




その上、この人がyokohamaから裏方要員として急遽参戦。 びっくりするやん(笑)



朝、こられんっていうたやん(また、だまされた~笑)







さて、7月7日の本番当日。

夜行でいわきに到着した、恵美さん慶子ちゃんと合流。カトリックいわき教会でさっそくのリハーサル

郡山のヤマハさんからお借りするエレクトーンが届くまで、慶子ちゃんはカトリック教会の100年ピアノで稽古。



これが、ものすごく心癒やされる音で、その上、みんなに大事にされているというのが解るひき心地。

慶子ちゃんにとっては、このピアノとの出会いが、大きな節目に





*********************


さて、LIVE。 必要最低限の一座だったので、お写真はありません。





事前に何度も、「ここにはいろんな事情を抱えた方がいらっしゃるから」と

いわれていたもので、どんな言葉ではじめたらいいか思いつかず、

言葉については、なにの準備もしないまま、「たなばた」を歌いはじめると、

最初から、みなさんが一緒にうたいはじめてくださって


「かもめの水兵さん、一緒に踊って」といったら、一緒にきゅっと腰もひねってくれて、

どんどん私たちを引き入れてくださいました。




LIVEは一部と二部にわけて、その途中で映画をすることし、

とにかく、映画まで持って行き、あとは恵美さんと慶子ちゃんの名調子がはじまれば

大丈夫だろうと思っていたのだけど

むしろ私が引っ張っていただく感じで、第一部終了。






活弁影絵映画は、もちろん大きな拍手。

福島も「桃の産地」で、桃太郎伝説がありますよねとお話したけれど

そんなに有名ではなかったようで、これは、福島の桃太郎でもなにかかかねばね。






会場にあつまってくださったのは、子どもたちとお母さんやおばちゃんやおばあちゃん。

圧倒的に女性が多く


お父さんたち、ご飯がおわっていっぱいやってんのかね~と言うと笑いが起こり、

いつも、どこにいっても、女性のほうが元気!   

おんなは太陽だものね!






後半のLIVEがはじまり、

「私は、このまちにきて、なにを話していいか思いつかなかった」と話し、

でも、こうして、みなさんが私を受け入れてくれたことで、

私は、みなさんに助けられましたと言ってから、

どんな歌がいいか想像もつかなかったからと、昭和歌謡を歌いはじめると、

どれもこれも一緒に口ずさんでくれて、笑ってくれて

「恋の季節」や「私の彼は左きき」は、ふりをしながら聞いてくださいました。





「私、ここにまた来たいです。一年、一年、みなさんが元気になっていく姿を見たい」



そんな話をして、「春よ来い」を歌う頃から、大きな涙がみなさんの目から落ちるようになり、

会場からのリクエストですと、急遽歌った「ふるさと」で、「水は清きふるさと・・・」と歌い終えたときに


「その水にもっていかれちゃったんだよね・・・」と、最前列のお母さんがつぶやきました。


それは、どんな言葉よりも重く、


「ふるさと」を郷愁だけで歌ったり聞いたり出来ない人ができてしまった。


それを忘れてはいけないのだ。


と、思ったのです。








「私ね、時代って曲をもってきました。でも、みなさんが辛くなるなら歌わないです。

みなさんを悲しませるようなことはしたくない」

と話すと


「るいまま、歌って。歌ってくださいね」

と、そのお母さんがいってくれて、たぶん、今までどこで歌ったときよりも歌詞の意味をかみしめ歌いました。




いわき市内郷にたつ大きなビルに暮らす250戸の人たちは、さまざまな事情でここに集まっています。

地区ごとの仮設住宅と違い、なかなか本音でしゃべれないつらさも抱えているといいます。

だから、これから、ここにコミュニティを作っていく。

ここに、自分たちのまちを作っていく。




写真撮影となって、いろんな方が話しかけてくださいました。

るいままの横で写真撮ろうと近づいてくださる方も。

言葉にはならないまま、しっかり手を握ってくださる方も。




もっともっとお話したかった。もっともっと、ひとりひとりのお話を聞きたかった。



私は旅人で、聞くしかできないけれど、旅人だからもって帰れることもあります。

旅人だから、来年までの時間の変化を強く感じ、みなさんと会えることができます。



ホテルまでの帰り道、恵美さんと、「ここがはじまりだね」と話しました。


ここが、私たちと、内郷に新しい暮らしをつくりはじめたひとたちのはじまり。





また、来るね!!






  

Posted by るいまま組 at 23:00Comments(0)日記

2012年07月07日

大鹿先生から届いたお手玉!






高松 桜ん慕工房の大鹿先生から、お手玉が届きました。

このあと、お配りしますー


先生、ありがとう!

  

Posted by るいまま組 at 14:00Comments(0)日記

2012年07月07日

活弁の中越恵美さん、音楽の上野慶子ちゃん到着 リハーサル開始



7月7日、お昼。 活弁の中越さん、キーボードの上野さん、いわき市到着。


早速リハーサル!



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楽器が届くまで、100年ピアノさんで活弁の稽古がはじまりましたが、

ピアノええやん!


電子楽器とアナログな楽器、どちらもいいところはあるけど、

しんどいときはアナログだな。






今日も中越恵美、名調子!


竜は、雨のせいかご機嫌!





  

Posted by るいまま組 at 12:00Comments(0)日記

2012年07月06日

いわき市内郷 会場下見



夕方、無事いわき市に到着。

雨のなか、氏家神父さまと一緒に、会場の下見に!





二日目の公演会場


いわき市平の カトリックいわき教会






一日目の会場 いわき市内郷のみなし住宅ホール



  

Posted by るいまま組 at 17:00Comments(0)日記

2012年07月06日

支援サポーターのみなさんのお見送り!


たくさんのみなさんが、いろんなところでお見送りくださいました!

ありがとう!




*****************






本日、いわきに出発。


朝から、いろんな方々がきてくださってます(笑)


朝一番は、公演一座にお餞別と自由席さん。


ありがとう!





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ままこちが高松駅まで送るよー


と、来てくれました。






「これは絶対いるやろ?猿と、雉と、犬のぶんやで(笑)」


ありがとう!(笑)





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高松駅のホームで雑誌を買ってますと


「どこにおるん?」と電話。


ホームの向こうに、ピンクのメガネのアヤシイおっちゃん(笑)


「えらい落ち込んどったけん見送りにきてやったで。

おもっしょいおっちゃん見て笑ろたら、
ちょっとでも元気になるやろ」


ありがとうマイトさん。



で、べらべら喋っているうちに9:50のマリンライナーが行ってしまっていたのは、

うちらにありがちなネタです(笑)



松山に行かず、無事岡山行き10:10のマリンライナーにのりました〜



いってきます!




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東京駅で新幹線を降りましたら、猫が手を振ってました(笑)

「さっさと歩かな、るいままにタックルされる(笑)」


と言いながら、東京から上野まで一緒に電車に乗り

常磐線の特急のりばまで荷物を運んでくれました〜


ありがとう! 



無事、特急スーパーひたち乗りました!




  

Posted by るいまま組 at 14:01Comments(0)日記

2012年07月05日

東北に桃太郎 at いわき市 行程

いよいよ、明日に第一陣が出発します、東北に桃太郎を届けようプロジェクト。



行程です。





■7月6日(金)


午前10時  るいまま高松出発


午後6時   るいままいわき市到着



   現場打ち合わせ等  湯元宿舎へ移動泊   


午後10時   中越・慶子高松出発





■7月7日(土)    


午前10時30分 中越・慶子いわき市到着


   打ち合わせ、リハーサル


午後4時    公演会場到着

午後5時30分 活弁影絵映画「もうひとりの桃太郎」&るいままLIVE公演 夜公演


            いわき市内郷 雇用促進住宅 集会所

              いわき市内郷高坂町砂子田1-3



午後8時30分終演  湯元宿舎へ移動 拍





■7月8日(日)

午前10時   湯元宿舎から カトリックいわき教会へ移動


    リハーサール


午前11時30分 活弁影絵映画「もうひとりの桃太郎」&るいままLIVE公演 昼公演

             カトリックいわき教会

             いわき市平字堂根町3-1


午後1時終演 移動

   海岸のまち訪問


午後5時  福島県いわき市出発

  

Posted by るいまま組 at 00:00Comments(0)日記

2012年06月27日

いわき市を楽しまなきゃだめだ!



いよいよ
福島県いわき市の公演期日が迫ってきました。

福島県いわき市の中でも、海に近い側のまちにいくことになっていて

放射能について十分な情報がない私たちは、いろいろと「大丈夫なんかな・・」の思いになりながら

稽古を進めておりましたが、





夕べ思ったのです。





もし、私たちのまちが震災や原発の被災したまちとなったとき、


来る人、来る人に、気の毒がられたらどうなんだろう・・・・


ここがいかん、あそこがいかんと言われたらどうだろう・・・・






夜、いわき市の人たちが書いたblogを検索しまくりました。



そこには、ちゃんと日常の生活がありました。

はっきりした情報がないゆえの不安や、

これだけ声をあげているのにわかってもらえないもどかしさ

目にみえないものとの戦い



安穏とした暮らしの中で、小さいことにグジャグジャ悩んでいる自分を恥じるような

力強い日常がありました。






http://ameblo.jp/ai-wave18/theme-10054613427.html

小さな子どもたちをもつお母さんのblog。






http://blog.livedoor.jp/bellecour/

去年の4月から、徹底して素材を考え出したフランス料理店。






http://barqueen.exblog.jp/

まちがしんだわけじゃないと震災後いち早く灯りをつけたBar







お気の毒お気の毒なんて腐った言葉を胸のなかにかくしていくような真似はしたくない。



むしろ私は、いつもの一人旅のように、いわき市を楽しんできますよ!








とはいえ、
ぐるっとiwakiという、市民ブログのなかに、このサイトがリンクされていることを

決してわすれてはいけないのです。



http://www.gurutto-iwaki.com/detail/index.cfm?cl_id=829






3.11の以前の生活が、どれほど尊いものだったかを知り、

こうなってもまちで生きる人たちはちゃんと生活していることの意味

昨日の国会中継で、眠りをこらえるような顔をしていた方たちに、是非考えていただきたい

と、思うのであります。


  

Posted by るいまま組 at 00:00Comments(0)日記

2012年06月08日

桃太郎プロジェクト 出発前




7月7~8日 福島県いわき市に参ります 「東北に桃太郎を届けようpj」一座

いわきカトリック教会の氏家神父と連絡し、本日までに決まったこと。




■公演会場


7月7日

 「内郷促進住宅 集会場」(決定)

   会場借り入れは、夕方5:30~9:00

   コンサート&おはなし  6:30~7:20すぎ 

   活弁映画「もうひとりの桃太郎」  ~8:00


7月8日

 会場確認中




■楽器その他

郡山のYAMAHAさんと、高松のYAMAHAさんの心と連携、そしてるいまま組@慶子ちゃんの熱意で

格安でDデックを貸していただいて、運搬までして頂けることになりまして、二日間それを使います。

 お借りする物   Dデック(エレクトーン) アンプ2個  マイクスタンド



7月7日 いわきカトリック教会で受け入れをしいていただき、

会場まで楽器を運ぶワゴン車を手配していただくよう話しています。翌日会場についても同様。

7月8日 5時に楽器引き上げ、現場か教会での引き上げかは間近になってから。




■宿泊

慶子ちゃん、中越さんは、7日のみ宿泊

るいままは、6日のうちにいわきにはいり、6,7日宿泊。



■現在支援者からの募金金額

   28万8000円



■支払予定金額

ちらし等印刷費紙代(立替)    

3.11キックオフ公演  ピアノ・林さん支払/結髪 材料費(未払)

いわき公演出演者交通宿泊費等

楽器等借り上げ運送費 

その他運搬費(暗幕等)

合計  約22万円出金見込み 

目に見えない出金が増えそうなので、ざっくりここまで。

  

Posted by るいまま組 at 00:00Comments(0)日記

2012年06月03日

楽器は現地調達できました!!

運送屋さんに、楽器を送るのはいろいろ条件があり、運賃も相当かかります・・

と言われちゃいまして、

すわ楽団なしの公演か!と、えらいこっちゃになりかけておりました

7月7~8日の、福島いわき行きの「東北に桃太郎を届けよう」一座。






無事、郡山のYAMAHAさんから借りられることが出来まして、問題解決。








もし、D-DECKだけじゃなく、アンプやマイクスタンドも借りられるなら

借りてしまえば、こちらからの送料がなくなってしまうので、月曜日にその点も確認。



困っていると話すと、現地の友人に聞いてみますと、言ってくださった村山くん、ほんまにありがとね!

村山くんも、あちらの公演のときはピアノをこちらから持って行ったそう。

(私たちが思うより、大変なんだよ)








今回の一座は、一番小さな編成ですが、それでも運ぶ物はあれやこれやとありまして、

トラックを仕立てて、運転手をみつけて、全部乗せてこちらからと言うのが一番手っ取り早いかもしれません。

ただ、思うのは、どうせお支払いするなら、現地の企業にお支払いしたい




私たちが支払うようなお金はわずかだけれど、

できるだけ、現地で落とせるお金は落としたいというのが本心です。



福島は、原発の問題はありますが、内陸に都市部があったので、町の機能が動いていて

郡山で調達ができ、ほんとに良かった。



そんなこんなで、遅々ではありますが、準備はすすんでおります!






※ 慶子ちゃん、ご苦労様でした。


  

Posted by るいまま組 at 13:10Comments(0)日記

2012年06月02日

桃太郎、東北にいくまでに思わぬ難所が!

さて、東北に桃太郎を届けようプロジェクト。

7月7~8日に、第一陣が福島県いわき市に向かうわけですが、

るいまま組としては、一番ちいさな編成での一座だったはずが、思わぬ課題が






楽団が、これひとつでできる「Dデック」が運べないかもしれないという危機。





重さが16kgもあって、大きさも電子ピアノなみなので、ずっと列車移動の旅で

とうてい手運びは無理。

「アンプやマイクと一緒に送ればいいね」と、軽く考えておりましたが、



慶子ちゃんが運送屋さんに問い合わせると、

ハードケースに入っていないとだめ

ピアノ運送と同じだけかかる

4トントラックに乗せて運ぶ


などなど、予想外の金額になりそうなことに。



そんなこんなを相談しようと、慶子ちゃんが何度もうちに電話をかけているのに、

わたしときたら別の用件で90分も話していて、気がつけば11:30pm。



明日、解決策を探すべく、慶子ちゃんちいかないとな・・・・。



音楽なしの活弁ではいかんやろな・・・・。





ZENKON湯のときは、全部をトラックに積んで運んだから、こういう問題はなかったんだよな。



やっぱり、バスかトラックで行く方がええんかな・・・

  

Posted by るいまま組 at 02:30Comments(0)日記

2012年05月23日

いわき市の氏家神父さまと打ち合わせ



東北に桃太郎を!の公演日程が決まりました。

7月7日~8日。できるだけたくさんのみなさんに楽しんでいただけるよう、二日間で複数ステージをやる予定。

今回うかがうのは福島県いわき市。



何軒かの受け入れ先のうち、今日は、いわき教会の氏家神父さまと、

あちらの様子もうかがいながらの打ち合わせでした。







氏家神父は、仙台出身。

東日本大震災のときは、るいまま組事務所からすぐのカトリック桜町教会にいらっしゃいました。

震災後すぐ、自分のふるさとのためになにかできないかと、異動の希望をだし、

今はいわき市で、まちの人たちと復興のための活動を続けています。

音響も照明も暗幕もないのですとのことですが、大丈夫!全部持っていきますとも。(どうやって持っていくんだ?)


てなこといって気力だけはみなぎってますが、

活弁の中越さんは、その前の週が劇団の大きな本番。

私は、石あかりと漫遊帖の追い込み時期。

そこそこのお年頃のワタシタチ。

果たして体力がもつのか(笑)


■東北に桃太郎を届けようプロジェクト 支援サポーター募集中です。

http://momotaro.ashita-sanuki.jp/

ご協力を!


  

Posted by るいまま組 at 00:00Comments(0)日記

2012年04月12日

いわき市~大船渡市への交通手段 悩むなぁ。

桃太郎プロジェクトの支援、じわりじわりと増えてきて、

東北へ公演を運ぶという話も、予定より早まるんじゃないかと。



そうなったときにあわてないように、まずは福島県いわき市への交通手段を調査中。








なにもなければ、そのまま海岸沿いのまちを大船渡市まで移動したらいいのだろうけど

どうしても福島原発を超えて宮城にはいっていくので、



そのあと、一旦郡山あたりまででて、新幹線で宮城にはいりと思っていたけど

ジョルダンででてくるのは高速バスだな・・・・





高速バスは、私は無理だしな・・・うむぅ。

  

Posted by るいまま組 at 00:00Comments(0)日記

2012年03月18日

支援サポーター増えました!




丸亀街を歩いてますと、まりっぺさんが「るいまま!」と声をかけてくださって

桃太郎の支援サポーターに


graphのままこさんも、協力するよ!!と

みなさん、ほんまにありがとう!

  

Posted by るいまま組 at 00:00Comments(0)日記

2012年03月17日

林里美という女神



一緒になにかをやりたい、この人のためになにか作りたいと思う人がいます。

私にとって、林里美というソプラノ歌手は、そういう人です。




彼女と一緒に作ってきたステージは、どれもこれも思い出深いものですが


私のプロデュースステージをよくみてくださっている方は

やはり、このときの林里美が一番印象深いでしょう。




オペラ「蝶々夫人」のハイライトを、国の有形文化財「料亭二蝶 お蝶の間」

明治時代の花嫁衣装をつけ演じてくれました。





ピンカートンを信じる15歳の蝶々から





武士の娘としての凜とした姿も





母としての切ない場面も



圧倒的な歌唱力と表現力で演じきってくれます




私が今さら彼女になにをいうまでもなく、「こういうのがしたい」と話せば

私の想像以上のものに仕上げてくれるのが、彼女です。






そして、


林里美と一緒の舞台を踏むことで、この子たちは育っていきました






表現力、見せ方や立ち位置


 





舞台への覚悟。






先日の、東北に桃太郎を届けようプロジェクト キックオフ公演のときも

金子みすゞというひとの言葉を、まっすぐ伝えてくれたのでした。





写真をクリックすると公演の模様がみられます。

http://www.ustream.tv/recorded/21032502





1'42 楽市楽座TVの「とんぷく」とのお話

14:30 音楽と言葉「いのちのこと みすゞのこと

52:00 「いのちのこと みすゞのこと」を書いたわけ

56:43 「もうひとりの桃太郎」活弁士 中越恵美とのお話


  

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2012年03月15日

24時間朗読リレー「こだまでしょうか3.11」 高松編!(ust)


3月10日、桃太郎プロジェクトの前夜祭として参加させていただいた

山口県長門市仙崎(金子みすゞの生まれた町)で開催された

みすゞの詩512編を24時間かけて朗読する「こだまでしょうか3.11」。



山口県長門市ルネッサ長門と、四国高松むれ洲崎寺をスカイプで結んでの参加です。




MCをされているのは、長門市商工会議所青年部の小崎真一さん。





http://www.ustream.tv/recorded/21004459





【高松会場 朗読者】




よっしー@坂出(しあわせ)          かしぽん@結髪(田舎)




くりす@母ミチ(私と王女)          白扇@落語塾(曲馬の小屋)




ぴよ@娘ふ~ちゃん(御殿の桜)        りんだ@ソプラノ(おばあさまと浄瑠璃)




谷やん@音響(帆)              GONBE@小屋主(蚊帳)




みっけ@みすゞ(雨のあと)          アニキ@さぬきメディアミックス(手品師)
  

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2012年03月13日

配信協力をしてくださった「さぬきメディアミックス。」さん

3月11日の桃太郎プロジェクトキックオフ公演のユーストをみて

むちゃほめていただいてるんですが、

これは、これに関わったみなさん全員のちから。





特に今回は、るいまま組だけではできんこともたくさんありまして

特に、2時間近い番組をネット配信する。

それも、途中に流す 音楽と言葉「いのちのこと みすゞのこと」は

定点カメラじゃなく、3つのカメラをスイッチしながら。



このわがままを叶えてくれたのは、さぬきメディアミックスの十河さん。





音響、照明の谷やんと十河さんは、寒い寒い場所で、ずっと作業してくれておりました。



さぬきメディアミックスといえば、このお兄さんが看板ですが(笑)





実は、裏方も、えらい男前の、むちゃ腕のええ兄さんだってことを

お伝えしとかな。







十河さんも、アニキも、リハーサルからずっとつきあってくれて

カメラワークも考えてくれておったこと

アーカイブをみながら、よくわかりました。

ほんとにありがとう!



ずっと残せる番組になったなと思っています。




音楽と言葉「いのちのこと みすゞのこと」

是非ご覧ください!




ユーストリームのアーカイブでご覧いただけます。



http://www.ustream.tv/recorded/21032502


1'42 楽市楽座TVの「とんぷく」とのお話


14:30 音楽と言葉「いのちのこと みすゞのこと

52:00 「いのちのこと みすゞのこと」を書いたわけ

56:43 「もうひとりの桃太郎」活弁士 中越恵美とのお話
  

Posted by るいまま組 at 00:00Comments(0)日記

2012年03月12日

東北に桃太郎を届けようキックオフ さぁこれからだ!





東北に桃太郎を届けようプロジェクト
 キックオフ公演

音楽と言葉「いのちのこと みすゞのこと」無事終了





会場に座りきれないほどのみなさまにお集まりいただき、ほんとにありがとうございました。

たくさんのみなさんに、支援サポーターになっていただき、心強い限りです。

桃太郎は、今、旅支度をはじめたばかり、出立のときまでには幾多の試練をこえねばなりません。

どうぞ力を貸してくださいね。






本日の様子は、ユーストリームのアーカイブでご覧いただけます。



http://www.ustream.tv/recorded/21032502


1'42 楽市楽座TVの「とんぷく」とのお話

14:30 音楽と言葉「いのちのこと みすゞのこと

52:00 「いのちのこと みすゞのこと」を書いたわけ

56:43 「もうひとりの桃太郎」活弁士 中越恵美とのお話




サポート制度の説明   サポーターの皆さん   支援金お振込先





  

Posted by るいまま組 at 00:11Comments(0)お知らせ

2012年03月11日

いよいよキックオフ公演「いのちのこと みすゞのこと」

■結髪はじまりました!




まずはくりすから。





■復幸の鐘


むれ洲崎寺で、復幸の鐘をならしました。

幸せの鐘の音が束となって東日本に届きますように!




■まもなく4時


間もなくリハーサルはじまります。



■ゲネプロ開始



音楽と言葉「いのちのこと みすゞのこと」 http://ustre.am/Ivi9  本日 夜7:00頃〜配信。



■本日のまかない



リハーサル終了!

みなさん、がんばりましょね。









  

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